2011年12月5日月曜日

読書メモ:「阪急電車」有川浩 幻冬社文庫

2010年8月5日初版 爽やかな読み口の小説だった。 普段あまり小説は読まないが、ちょうど映画の公開時期に、阪急電車に乗る機会があったので買ってみた。 登場人物が入れ替わり現れる、オムニバス形式の短編集。 ライトノベル?と思うような内容だったが、阪急の臙脂色の車体と、天気のいい日ののんびりした感じ、映画のキャストの顔などを思い浮かべながら読むと、可愛らしくて好感が持てた。 著者の「人」よりも「場所」に思い入れがある感じには共感する。

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